カワハギ釣り

カワハギ釣りの「勘所(かんどころ)」を掴んだ時

2019年10月16日



かんどころ=その釣りにとって重要な部分

かんどころ【勘所】
1.三味線(しゃみせん)などの弦楽器で、一定の音を出すために指頭で糸を押さえる、その押さえ所。
2.肝心かなめの場所。ものごとの急所。

どんな釣りにも「かんどころ」ってありますよね。
ライトアジで勘所を掴んだ時の話は、「東京湾のライトアジ(LTアジ)で竿頭に近づく方法【前編】」で書かせていただきました。

前編
東京湾のライトアジ(LTアジ)で竿頭に近づく方法

当エントリーで紹介するのは、「LTアジで竿頭に近づくための方法」です。初心者の方が初めてLTアジ(ライトアジ)に行くための準備は、下記エントリーでご紹介しています。 目次 はじめにライトアジでたくさん ...

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勘所を一つ掴んだからといって、ずっと釣れるわけではないのがカワハギ釣り。私もまだまだ修行中の身ではございますが、今回は、カワハギ釣りで勘所を掴んだ時のお話を書かせていただきます。

カマーチョ
酔っぱらったときによく熱弁してるやつですね!

2017年、カワハギが湧いたあの年

「なぜ釣れないのか」試行錯誤の日々

今(2019年10月)では信じられませんが、2017年はカワハギ大豊漁の年で、20枚30枚は当たり前、50枚オーバーなんて日も珍しくない年でした。
底でも宙でも、大量にいるカワハギ同士がエサを奪い合うように仕掛けにアタックしてきたあの年。

当時の私は、ゼロテンでカワハギからのコンタクトを待って、気配を感じたら仕掛けをやや抜き気味にして掛けアタリを取るような釣りをしていました。
それなりに釣れて自信も持ち始めていましたが、定宿の達人クラスが同船した際には毎回、数枚差で敗れる悔しい思いをしており、彼らと何が違うのか、色々と試行錯誤していました。

達人たちを真似した誘いの動作を入れたり、竿も当時の最高級モデル「ダイワ極鋭カワハギEX AGS ゼロ」を購入して、家ではダイワ宮澤さんのDVDを繰り返し視聴する日々。

だけれども、達人クラスには毎回及ばない…。
何が違うのか、手がかりが全く掴めませんでした。釣れないことを自分の釣りセンスの低さのせいにして、半ば諦め気味にカワハギ釣りをしていたことを記憶しています。

やまちゃん
カワハギ釣りは楽しいから、釣り自体は辞めなかったわけだ

ダイワ宮澤さんのDVD。
水中のカワハギを撮影しているので、カワハギがどのように捕食しているのかまで分かる素晴らしいDVD
宮澤さんのDVDは「カワハギ地獄100の戦術」が有名ですが、単純にカワハギとの駆け引きが収録されているこちらのDVDを私は強くオススメします!
かわゆいカワハギちゃんの水中映像を堪能したい方にもおすすめですよ

試行錯誤の末に、たどり着く

そんな状態で釣りしていた、2017年11月のとある釣行。
その日も達人レベルの方に突き放され、午後を迎えたあたりでした。
当たり年ですから、上げ潮の効き始めたタイミングであちこちでカワハギが釣れ始めました。当然、達人もバシバシと釣り上げます。私もポツポツと追加しますが、釣れるペースは達人と比べると遥かに遅いペースです。

「何故なんだ、何が違うんだ」
達人は毎投のようにカワハギを釣り上げますが、私はツルテン(エサを全て取られること)にされたりすることも多々あり、時間のロスが目立ちます。

「くっそー、このやろ!このやろ!!」
私は半ばやけ気味で、ツルテンにするカワハギにエサを取られないよう仕掛けを動かしました。

カサカサ…カリッカリッ…

仕掛けを動かしていても、カワハギからのコンタクトは止まりません。いつもなら、ここで仕掛けを送り気味にしてカワハギにエサを吸い込ませようとするのですが…

「こんにゃろ~!」

心がやや壊れていた私は、誘いを止めることなく、むしろ誘いのスピードをやや上げていきました。すると

ガ!ガガガガッ!!ゴンゴン!!

な、なんと、カワハギが勝手に針掛かりしたのです。
その日は、この釣り方を残り1時間ぶっ通して、1時間で25枚(トータル50枚)を釣り上げるという、初めてとも言えるカワハギの入れ食い体験を味わいました。

カマーチョ
ボクはこの時期カワハギ釣りをしてなかったんだよな~。羨ましいな

アタリは「取る」のではなく「出す」

その日以降、同じような釣り方をするようになり、破竹の勢いで竿頭を取れるようになっていきました。

誘って、少し止めてカワハギの喰う間を与える。

本来はこれがセオリーですが、どうやら、誘い続けることによって焦れたカワハギが、誘いの中から喰える間を自ら探し出しているのではないかという一つの結論に達しました。

この釣り方をするようになって、ツルテンにされることはほぼありませんでした。
それはなぜか、考えていた時に…カワハギ釣りの「勘所(かんどころ)」の一つを掴んだのです。

誘い続ける⇒カワハギが一瞬の間を見つけてアサリを口に入れる⇒誘い続けているので、次の瞬間には針がカワハギに掛かる

カワハギのアタリを取るのではなくて、出すように工夫すればいいのか!

これまでとは全く逆転の考え方に、全身が熱くなったことを今でも覚えています。それ以来、「アタリを出す」という意識でカワハギ釣りを研究するようになりました。

やまちゃん
でもさ、今はその釣り方じゃあ全く釣れないよね

残念ながら、その通りです。
この誘い続ける釣り方は、カワハギの激減した2018年から現在(2019年10月)まで、残念ながら釣れない釣り方になってしまいました。
(中には、釣りまくっている方もいるかもしれません。私の体感の話です)
ですが、こうやって自分の体で感じ取った確信こそが「引き出し」と呼べるのではないかと思います。

東大の予備校に通うだけでは東大に入れない

釣り方を聞いただけでは、自分の引き出しに追加したつもりでも追加されないのではないか、と思うのです。

さいごに

こういった引き出しを3つ、4つと持つことが出来れば、どんな状況にも対応できるカワハギ釣り師になれるのではないか、と考えています。

釣りの勘所は自分の経験で掴むしかない。
人からのアドバイスや情報は、勘所を掴むための補助程度に考えるべき。

ところで、誰か、2019年のカワハギの釣り方を私に教えてくれませんか?

やまちゃん
自分で掴むんじゃなかったのかよ!このクソ野郎
ダイワ宮澤さんの書籍。
カワハギ釣り地獄にハマって幸せになろう。ビギナーからトップアングラーまで必見。カワハギ釣りのキモがパンパンに満載
/第1章 私がカワハギ地獄にハマるまで/第2章 ビギナーはこれで決まり!釣れる、簡単、ベーシック釣法/第3章 5ステージセオリーでその先の世界へ/第4章 実践!カワハギ釣り道場/第5章 ワンランク上を目指すための超キモパン道具論/第6章 宮澤幸則の6時間30分カワハギドキュメント82投

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