カワハギ釣り

【胴突き仕掛け】カワハギ釣りの要領で湾フグ釣りを攻略する【ちょい宙】

2021年3月10日



湾フグ釣りといえば、仕掛けの最下部にカットウ針を付けた「カットウ釣り」で有名な東京湾の人気のある釣り物です。

一般的な魚の口に針を掛ける釣りとは異なりますが、マニアも多い人気の釣りです。

テッサ。これを食べたいから釣りに行く人も多いのでは

その一方で、”カットウ針に掛ける”という行為に違和感を感じる方がいることも事実。

私もそんな一人で、仕掛けに近づいてきたフグを”引っ掛ける”釣りに夢中になることができず、これまではあまり通うことのない釣り物でした。
(カットウ釣りにはカットウ釣りの醍醐味があり、否定するわけではありません。個人の意見です)

釣り物としてはそれほど夢中になれない湾フグ釣りなのですが、フグの食味は最高。一番好きな魚と言っても過言ではありません。
フグは食べたいけど、カットウ釣りはモヤモヤする…。

そこで私が考え出したのが、「カワハギ仕掛けを使ったフグ釣り」でした。

ご存じの通りフグは非常に鋭い歯を持っており、噛む力も強いためハリス切れのリスクの高い魚です。
ただ、上手く針掛かりさせることができれば、意外にもカワハギ仕掛けを使って釣ることができるのでは?と考えたのです。

今回は、そんな「カワハギ仕掛けを使ったフグ釣り」についてご紹介します。
カットウ仕掛けの釣りにイマイチ夢中になれない方でも、楽しめる釣り方だと思います。

カマーチョ
食わせ仕掛けと何が違うのかという疑問がありますが…

カワハギ仕掛けでフグを狙う意図

湾フグにも、カットウ仕掛けではなく、通称”食わせ仕掛け”を使った胴突き仕掛けの釣り方も存在します。
丸カイズの12~14号といった大きな針で狙う釣り方で、カワハギ釣りに近い誘い方で狙うようです。
針が大きいのでなかなか針掛かりまでもっていけないことが多いのですが、カットウ仕掛けの上部に付けることでオマケで釣れるフグを狙ったり、付けエサがフグに対してアピールする効果があるようです。

今回、私がチャレンジするのは、その食わせ仕掛けではなく、カワハギ釣りで使うそのまんまの仕掛け。
その意図はズバリ!フグだけではなく、外道のカワハギも一緒に狙ってしまおうという作戦なのです。

湾フグ釣りの一大ポイントである大貫沖は、カワハギの魚影も濃く、定番外道としてカワハギもよく釣れます(しかも良型が多い)。
カワハギ仕掛けで狙うことによって、フグを釣りながらカワハギも数狙う…という、一挙両得の釣りを狙ってみようとしたのです。

やまちゃん
見える、どっちも釣れない未来が見える!

(フグを狙いながらカワハギも釣りたい)仕掛けのご紹介

基本的にはカワハギ釣りの胴突き仕掛けのまんま、胴突き仕掛けの3本針を準備しました。
ハリス止めも大好きな「快適フックビーズデカ」、ハリスはがまかつの「速攻5号」を使用。

そして、ハリス切れ対策として採用したのが「FIXPIPE」。
こいつをチモトから2cmくらいまで装着することで、ハリス切れを予防します。

特殊素材の使用により、腰が強く枝スを好位置でキープできます。

エサはアルゼンチン赤エビとアサリを併用。
速攻5号は比較的大きめの針なので、アサリは2個付けすることでアピール効果を狙います。

ハリス切れ防止のためFIXPIPEを装着

カワハギ仕掛けによる湾フグ釣り。その釣り方

湾フグの食わせ仕掛けでは一般的に、ゼロテンション(オモリを底に着けて道糸が張らず緩まずの状態)で当たりを待ちます。
カットウ仕掛けの釣りも同様にゼロテンションがメインなので、その流れを汲んでいるのかもしれませんね。

ただ、ゼロテンションの釣りは、カワハギ釣りでもそうですが、当たりを完全には取れなくなるため針を飲まれる確率が高くなります。
フグを狙う上で、針が飲まれるということはハリス切れのリスクが高くなるため、絶対に避けたいところ。
特に今回はカワハギ釣り用の細仕掛けなので尚更です。

そこで、ハリスを飲まれにくい釣り方なら宙釣りだろ!ということで、、当たりの取りやすい宙釣りで挑戦することにしたのです。
ゼロテンに近い棚で釣りたかったこともあり、カワハギ釣りではおなじみの、いわゆる「ちょい宙(底から30cmくらいまでの間)」で攻めることを決意しました。

カマーチョ
ちょい宙なら、確かに前アタリから察知できそうな気がします

フグとカワハギの違い

カワハギ釣りの外道では、キタマクラやサバフグといったフグがよく外道で釣れますが、実は、カワハギより掛けるまでの難易度は高いです。

相反しますが、フグの方がカワハギよりもエサに対する執着は強いような気がします。
エサが完全に無くなるまで絶え間なくアタックしてきてくれる個体の比率は、フグの方が高いような気がするのです。

つまり、フグの方がエサへの執着は強く、その一方でエサを上手く啄んでいる印象なのです。

カマーチョ
確かに、キタマクラはうるさいくせに掛けるのは難しい…!

誘いは基本的に小さめ(幅15cmほど)で、震えるような小さな当たりを取っていくイメージで釣りました。

でしたが、そんな心配をよそに、今回は比較的イージーにフグが釣れてくれました。

今回はコモンフグがメインで釣れたのですが、カワハギとはアタリ方が大きく異なっていて、それは驚きでした。
カワハギであれば、エサを吸い込む時の「モゾモゾっ」「カリッ」というような微妙な当たりが多いですが、コモンフグはエサをより大胆に吸い込むようで、竿先を揺するような明確な目感度の当たりが頻発したのです。
穂先を揺する当たりで乗せるように合わせればほぼ針掛かりしたので、その当たり方をするまで待つことで、針掛かりはイージーになりました。

これがショウサイフグなど他のフグになれば、もっと当たり方は小さく難しくなると思います。
このあたりは次回のチャレンジ後にまたレポートしたいところです。

カットウ仕掛けと比較してどの程度釣れるのか

胴突き仕掛けでも釣れるといわれても、カットウ仕掛けを外してカワハギ仕掛けだけでフグ釣りをして、どの程度釣れるのか、それが一番気になるところだと思います。
実釣当日は私が右ミヨシ。そして偶然にも、その宿では竿頭常連の方が左ミヨシにいらっしゃったので、両者の釣れ方を調べるには丁度いい環境でした。

潮の流れ的にはトモ有利でミヨシ側は厳しい一日だったのですが、実釣を終えて、左ミヨシの名人(カットウ釣り)は11尾、そして右ミヨシの私は8尾でした。
もう少し差が付くことを覚悟していましたが、意外にも大きな差にはならなかったと思いませんか??

もちろん、一度だけの釣行。フグの種類やサイズでも結果は変わってくると思いますが、上手くやればカットウ仕掛けの半分、5割以上は釣れるということを実証できたのではないでしょうか。

フグを食べたいけどカットウ釣りに抵抗がある人は、迷わず胴突き仕掛けで挑戦だ!

ということで、ハリス切れを防ぐよう、仕掛けに一工夫することで十分釣れることが分かった、湾フグ釣りにおける胴突き仕掛け。

食わせ仕掛けとそこまで大きな違いはないのかもしれませんが、慣れ親しんだカワハギ仕掛け、そしてカワハギ釣りと同じ要領で釣ることで、釣果を出すことができたような気がします。

替え針式という、カワハギ仕掛けのメリットも生かせますし、カットウ仕掛けの上につける食わせ仕掛けとしても、カワハギ仕掛けも選択肢に入れることができるのではないでしょうか。

今回のサンプルだけでは検証が全く足りていないので、ショウサイフグやアカメフグの時期にも胴突き仕掛けで挑戦して、また改めてエントリーしてみたいと考えています!

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