2021年、東京湾・相模湾のカワハギの湧き具合をチェックする!
さぁ、いよいよ2021年のカワハギシーズンの到来!
2018年からの低迷をやや脱却したようにも映った昨年度(2020年)でしたが、今年はどんな1年となるのでしょうか。
今回は、序盤の釣行から見えてきた東京湾(竹岡沖)と相模湾(腰越沖)の状況を整理しつつ、今シーズンのカワハギの湧き具合を確認したいと思います。
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東京湾、竹岡沖の状況
まずはカワハギ釣りのメッカ、東京湾の竹岡沖から。
東京湾各所の沿岸部から、水温低下とともにカワハギが落ちてくる一大ポイントですが、シーズン序盤の状況はどうなのでしょうか。
釣行データ
日 付:2021年8月29日/9月22日
釣 果:8月29日(10枚)/9月22日(4枚)
ロ ッ ド:極鋭カワハギ EX AGS ZERO
リ ー ル:シマノ(SHIMANO) スティーレSS 151HG
仕 掛:胴突き3本針(メイン:スピード7号)
竹岡にワッペンが落ちてくるのは10月中旬以降か
わずか2回の釣行ではありますが、釣れてくる魚も2年目以降の個体となっており、今年生まれたコッパの姿を見掛けることは残念ながらありませんでした。
9月22日の釣行は特に厳しい状況で、浅場に至っては魚の当たりすらないという惨状でした。
今年の竹岡沖は厳しいのでしょうか…。
沿岸部のコッパの湧きは上々との噂
コッパカワハギの状況を確認すると、東京湾各所の沿岸部で湧きを確認できています。
とある堤防では、50枚以上の好釣果が出ており(全リリース)、カワハギの湧き自体は例年通りといえるでしょう。
さらに、コッパカワハギ死滅の大きな原因となっている大型台風の直撃も今年はありません。
これらの状況を整理すると、竹岡沖が盛り上がってくるのは10月以降、おそらく10月中旬以降になるのではないでしょうか。
このまま台風の被害がなく竹岡沖が盛り上がり始めたなら、今年は昨年以上の盛り上がりにも期待できるかもしれません。
相模湾、腰越沖の状況
続いては相模湾側、腰越沖の状況です。
日 付:2021年9月5日/9月8日/9月25日/10月3日
釣 果:9月5日(13枚)/9月5日(17枚)/9月25日(18枚)/10月3日(24枚)
ロ ッ ド:極鋭カワハギ EX AGS ZERO
リ ー ル:シマノ(SHIMANO) スティーレSS 151HG
仕 掛:胴突き3本針
腰越沖はワッペンも多く好調!ただしキタマクラの数が異常
御覧の通り、釣行を重ねるごとに釣果が上向いています。
今年初釣行の9月5日は渋い展開でしたが、後半にワッペンが群がるボーナスタイムが発生、カマーチョと共に歓喜しました。
ただし、相変わらずというかキタマクラの数が尋常ではありません。
アサリは2キロ、針は50本程度準備することをおススメいたします。
10cm前後の極小コッパと良型が入り混じる
腰越沖好調の背景は、やはりコッパの湧きがよいことです。
掛けるのが難しいレベル(10cm未満)のカワハギも多いようで、それが徐々に成長して大きくなっていることも、釣行ごとに釣果が伸びている要因かもしれません。
9月の下旬時点では、既に群れが固まっているポイントも見受けられましたので、今後ますます期待できると思われます。
竹岡沖、腰越沖の状況まとめ
以上、簡単ですが私個人のメインフィールドの状況を推測しました。
既に腰越沖は好調ですが、今年は竹岡沖・腰越沖ともに好調なシーズンになると(勝手に)予想しています。
コロナの影響で大会もありませんが、釣技向上を目指してカワハギ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか!
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