質問をいただきました。
はじめまして。ブログやツイッターを楽しみに拝見しております。
貴重な情報(技術)をありがとうございます。
ライトアジについて、教えて頂きたくご質問させてください。
私は、1年前に横浜でのライトアジを経験し、食べた美味しさに感動し、以降は月1~2回のペースで通っている初心者です。
以前は、竿頭の方の半分釣れたら満足だったのですが、こちらのブログを拝見し、最近は竿頭の方の7~8割ぐらいの数が釣れるようになり、感謝しています。
さて、質問です。
1.水中でバラシが多い場合の対応を教えてください。
(アタリの後、巻こうとしてバレる場合や、エサだけ取られる場合。)
2.モタレあたりがよく分かりません。道具を変える必要がありますか?
3.喰いが悪い場合(低活性状態)の対応を教えてください。
30~40Cm程度の間隔でアタリ棚を探すのでしょうか?
意識されていることがあれば教えてください。
竿はダイワのライトゲームX 73MHを、仕掛けは市販のムツ針9号のハリス1.5号を使っています。
ご教示頂けると幸いです。よろしくお願いします。

かなり詳細まで記載いただきました。
私のブログを読んで釣れるようになったとのこと、本当に嬉しいです!こういった声が本当に励みになりますね~。
私自身、今年は竿頭を逃しまくっているような状態なので参考になるか微妙なのですが、感じていることを回答してみます。
モタレアタリを意識すれば掛けバラシは減る?
質問者の方からは「掛けバラシ対策」「モタレ当たりの取り方」「渋い時の釣り方」の3点を質問いただきましたが、内二つ「掛けバラシ対策」と「モタレアタリの取り方」は同時に解決できるように感じます。
棚の微調整でアタリ方が変わるケースも多い
エサだけ取られるという状況はあまり経験がないので回答できないのですが、アタリがあって掛からない時、私の場合は、棚の問題であるケースが多いです。
特に、ふわふわと竿先を上下するような変なアタリ方をしたときは、棚を少し上げた方がいいような気がします。
棚がバッチリあっていれば、コマセワーク直後に竿先を僅かに押さえ込むような、いわゆる「モタレアタリ」が出るのではないかと考えているのです。
こういったアタリ方をする場合は、上顎にバッチリ針掛かりする確率が高いです。

アタリを感じた後の「聞き合わせ」は必須!
掛けバラシはなかなかゼロには出来ないですが、質問文で私が少し気になったのは「アタリの後、巻こうとしてバレる場合」という書かれているところです。
アタリを感じた際には、そのまま巻くよりも聞き合わせを入れることをオススメします。
特に、それほどアジの活性が高くないケースでは、聞き合わせでアジの反転を促すような部分もあるので、重要なポイントではないかなと感じます。

聞き合わせを入れる筆者
また、モタレアタリを取るためには、アタリを取るときの姿勢も大切です。竿先を自分の目線から水平になるよりやや低めの位置に取ることで、竿先の僅かな変化を感じ取りやすくなります。
-
-
ライトアジ(LTアジ)に「アワセ」は必要なのか
某○○漁港の船宿でアジを仕立てた際に 「格好つけて聞きアワセする人いるけど、アジでそんなことしても意味ないから」 と、船長からかなり高圧的なレクチャーを受けたことがあるのですが、果たして、ライトアジに ...
続きを見る
上記のエントリーでも紹介しているように、ハリスを適度に張らせてやることを意識してください。
潮流れが適度にある場合は特に意識する必要はありませんが、弛んでいる場合は仕掛けを緩やかに誘い上げるなど、変化を付けるようなテクニックが求められます。
喰いが悪い場合(低活性状態)の対応
これはもう、こっちが教えてください状態…。
例えば、周りがポツラポツラしか釣れない時に一人入れ掛かりになるにはコマセワークだと思いますが、誰も釣れない時にポンポンと釣るのは、現状の私のテクニックでは不可能です。
反応があって口を使わない時、そんな時こそ誘いなんだと思いますが、現時点ではその方法が見付かっていない状況です。
これまで縦の誘いしかしてこなかったので、友人のアドバイスを参考に左右の誘いも試してみようと考えています。
もし成果があるようであれば、エントリーにてご紹介させてください。
----------------------------------------------------------------------
と、ここまでボンヤリとした回答しか出来ませんでした。
これでは申し訳ないので、私の友人で、ライトアジでは分が悪い某女性名手にも特別にアドバイスをいただきました。

某名手「う~ん、全然ダメだね、足りてない!その程度の事しか考えてないからアタシに連敗するんだと思うわー!」
名手が解説「掛けバラシ防止策」と「モタレアタリの取り方」
某名手「掛けバラシの原因は、(下手くそも書いてるけど)ハリスが張っていないことで口横に針が掛かっているケースが多いんですよ。
ハリスが弛む原因は、「波による船の上下動」「コマセを撒いた後のステイ(数秒経過後)」などあるけど、その弛む原因を考えて常にハリスを張らせることをイメージしてみてくださいね。
天秤は、弓型よりもL字型の方がハリスを張りやすいし、感度も含めてライトアジには最適なんです。あと、30cmとかの長いクッションも厳禁!10cm程度の短いものにしましょう。
モタレアタリがどうしても分からないときは、ゆ~っくり(動いているか分からないくらい)誘い上げていけば、重さの変化でも感じることができますよ!」

某名手「渋い時は諦めて置き竿にしてスマホをいじる!これに限ります!ギャハハ!」

カワハギ釣りやシロギス釣りの質問も待っているんだ
当ブログでは、このような質問を大募集しております。
ブログのお問い合わせやTwitterのDMなどから、どしどしお願いいたします。
今回のように詳細まで書いていただけると、回答もしやすいです。

ライトアジに慣れてきて、竿頭を目指すようになった方に向けての記事です。
-
-
東京湾のライトアジ(LTアジ)で竿頭に近づく方法【前編】
当エントリーで紹介するのは、「LTアジで竿頭に近づくための方法」です。初心者の方が初めてLTアジ(ライトアジ)に行くための準備は、下記エントリーでご紹介しています。 目次 はじめにライトアジでたくさん ...
続きを見る
初めてのライトアジに挑戦したくなった方はこちら!
-
-
【初心者用】はじめてのライトアジ(LTアジ)に必要な8つのポイント【これで安心】
今回は、釣り初心者の方が初めてライトアジ(LTアジ)に臨むにあたり、最低限用意すべきことや押さえるべきポイントについて解説します。 紹介するポイントさえ押さえておけば、初めてのLTアジでも問題なく楽し ...
続きを見る