船釣り。初心者には敷居が高いですよね。
船長、恐くないかな。道具はこれだけでいいのかな。
私も初めての船釣りは不安だらけだったことを今でも覚えています。
残念ながら、船釣り業界（船宿）にはサービス業の精神がイマイチ根付いていません。
初めての船釣りで嫌な経験をされた方も多いのではないでしょうか。
今回は、初めて船釣りしたい方、船釣りであまり良い思い出を出来ずに足が遠のいている方にも強烈にオススメできる、金沢八景「新健丸」さんをご紹介します。
こんな方におすすめの記事です
- これから船釣りをはじめたい人
- 初めての船釣りで嫌な体験をしてしまった人
金沢八景の新健丸さんは圧倒的に温かい
新健丸さんってどんな船宿？
これから書くことは、決して大げさではなく、私が新健丸さんでいつも体験している日常です。
サービス業とはこうあるべき
東京湾・相模湾の船釣りは港・宿によってルールが様々です。
だから、船宿に着いた時って、何すればいいのか分からないですよね。
誰も声を掛けてくれないような船宿もたくさんあります。
ですが、新健丸さんにはそんな心配はいりません。
釣行の際、私はいつも車で船宿まで向かいますが、新健丸さんの場合、船宿に着くと宿の方に声を掛けられます。
「おはようございます！新健丸の船長です。今日は何の釣り物ですか？」
こうした一言って、ホッとしますよね。
出船準備等、船宿の朝は忙しいものです。けれども、新健丸さんの船長・スタッフはお客さんから聞かれたことには何でも笑顔で答えられています。
宿の中もアットホームな雰囲気で、釣りをする前から「今日は来てよかったな～」と感じられます。
いい船宿にはいい常連が集うのです。
新健丸さんのココが「安心」
- 船長・スタッフが優しく丁寧親切
- 宿の中もアットホームな雰囲気でリラックスできる（優しい常連が多い）
新健丸さんの船長は最高
そんな最高の船宿、新健丸さんの船長をご紹介します。
お二人とも優しくて、お客さんファーストの素晴らしい船長です。
新明秀幸船長（大船長）
主にイシモチ・カサゴ船をご担当。
私は昨年（2018年）、カワハギ釣りですごくいい思いをさせてもらいました。
新明恵太船長（若船長）
主にシロギス・カワハギ船をご担当
イケメンなのに、優しい。正直、彼と入れ替わりたい。
ビックリするほど優しい両船長
出船までの間、お二人は忙しなく働いていますが、お客さんからの要望には低姿勢で耳を傾け、常に笑顔。
ああ、なんていい船宿なんだ。
私の知人が新健丸さんを称して発した言葉「サービス業の極み～」も納得です。
新健丸さんの船長はこんな人
- 笑顔でとにかく優しい
- サービス業というものをよく理解されている
※船長の指示は必ず守るようにしましょう。船釣りする上で最低限のルールです。
乗船中もサービス満点
新健丸の船長は、ただ優しいだけでなく、乗船中には釣り人の参考になるアドバイスや状況を要所要所でアナウンスしてくれます。
一般的な船宿では、乗船中は「どうぞ」「あげてください」「これで仕舞っていきます」程度しか船長からのアナウンスがないケースが多いですよね。
しかし、新健丸さんは違います。
「おはようございます。竹岡沖まで約40分走ります。左舷の方は波を被るかもしれませんので、キャビンに移動してください」
「今、いい型が上がりましたね。もう少し流してみます」
「船中全員が釣れました。船頭が一番ホッとする瞬間ですね」
このように一日中、丁寧親切なマイクアナウンスを放送してくれます。
初めての船釣りで戸惑っている人にとっては、こんなに心強いことはないですよね。
帰港時には今日の状況をまとめてくれる
釣りが終わって船着き場に戻る時には、今日の海況を簡単にアナウンスしてくれます。
「今日は少し難しい日でしたね。これからだんだんと釣果も上向いてくると思いますので、よかったらまた来てください」
大丈夫、釣れなくてもまた行きますって！！
新健丸さんでは何が釣れるの？
出船中の釣り物は季節によって変わりますので、船宿に電話して確認しましょう。
以下、新健丸さんで取り扱っている釣り物をご紹介します。
イシモチ船
東京湾の安定株！アオイソメを付けえさに狙います。
焼き魚など火を入れる料理が一般的ですが、釣ったイシモチは刺身でもいけますよ。
カサゴ船
東京湾では放流事業も多く、安定して釣れる根魚。アオイソメやサバの切り身などを付けえさに狙います。
根掛かり（岩にオモリが引っかかること）が多い釣りなので、オモリと仕掛けは余分に用意した方がいいですよ。
煮付けや唐揚げなど、食べても美味しい魚です。
カワハギ船
私の愛するカワハギです。
昔と比べて数は減ってしまったようですが、大人気の釣り物です。
新健丸さんの釣り物の中では、一番難易度の高い釣りかもしれません。アサリを付けえさに狙います。
居酒屋などでは高くて手の出ない肝醤油など、食べることを目的に釣りする人も多いです。
シロギス船
船釣り入門に最適のターゲットで、突き詰めると奥の深い釣り物です。
ここ2年ほど厳しい状況でしたが、再び上向いて数が釣れるようになっています。
アオイソメを付けさえに狙います。
シロギスといえば、やっぱり天ぷら。何気にフライも美味しいです。
予約から乗船するまで
基本的には、新健丸さんのホームページに載っている手順を踏めば大丈夫です。
買ってもいいですが、竿やリールはレンタルできるので、まずはレンタルしてみましょう。
ここでは、乗船する際の注意事項やあると便利な小物をご紹介します。
船酔いが心配なら「アネロン」は必須
船酔いする沖釣り師の必需品「アネロン」は、必ず携帯した方がよいです。
前日の寝る前に服用しても効果的ですし、船酔いしてからでも効果があるそうです。
（私は船酔いをしないので断言はできませんが…）
濡れても大丈夫なカッパと長靴
普段着のまま乗船してずぶ濡れになる人を、これまで何人みたでしょうか・・・。
濡れても大丈夫なよう、カッパの上下と長靴は必須です。
ダイワやシマノといった有名メーカー品は、慣れて余裕が出てから購入すれば問題ないでしょう。
船は一度出ると個人の都合でなかなか戻れません。
晴天予報であっても、レインウェアは念のため持ち込みましょう。
傘も差せませんので、今回ご紹介したようなフード付きを購入するのがマストになります。
風で飛ばないカバン
船は走りますので、紙袋やビニール袋はやめましょう。
電車釣行であれば、リュックをビニール袋で覆うなど、ぬれない工夫も必要です。
1年間使用して断言！最高の船バッグ「バケットマウス」
頑丈・錆びない・安い。完璧です。
ここから、自分なりにカスタマイズしていく楽しさありますよ！
日焼け止めは一年中必要
海の日焼けを舐めてはいけません。
陸にいる時とは比べ物にならないくらい、日焼けします。
晴れている日は特に、日焼け止め必須です。
あとはハサミなどあると便利ですね。
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最後に
長々と書きましたが、船釣りに挑戦してみたいと考えている方は一度、金沢八景「新健丸」さんで挑戦してみてはいかがでしょうか。
他にもたくさんの素晴らしい船宿はありますが、新健丸さんを私は一番オススメします。
分からないことは何でも教えてくれる、素晴らしい船宿です。
そして最後に、この記事の掲載を許可いただきました新健丸さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
