うるさい!!
あと2か月後に振り返りたかったのですが、振り返れる状況になってしまいました。。。
まったく手が合わない2019年カワハギ
渋かった2018年をも上回る激渋の状況に
渋かった2018年を経て、今年は釣れるのではないかと期待するカワハギ釣り師たちの前向きな考えは、あっさりと全否定されてしまいました。
ざっくりですが、去年の竿頭の平均が15枚程度に対して今年は7枚前後。
(※今年の釣果については、2019年10月前半までのものです)
「事故待ち」とも称される、激渋、激ムズのカワハギシーズンがスタートしました。
私といえば、マルイカを7月末まで、その後はライトアジばかりでカワハギ釣りに行けない(行かない)日々。
渋いんだから、どうせ去年の釣り方で通用するだろ!とたかをくくっていました。
そして迎えた9月。いよいよプラ(練習)しなければと、既に練習しまくっているやまちゃん・カマーチョと久比里を訪れましたが、5枚撃沈。
ここで大いに反省すべきでしたが「みんな釣れてないし大丈夫だろ」と、対応方法を特に検討しませんでした。
ただ、久々にカワハギ釣りを再開して感じたのは、誘いにカワハギが付いてこない(追ってこない)ということでした。
練習不足のまま迎えたがまかつカワハギ釣り大会で撃沈
そんな状態で迎えた10月2日。
台風で順延となっていた「がまかつカワハギ釣り大会」に出場しました。
この大会は昨年、人生で初めて大会出場した記念すべきカワハギ釣り大会で、昨年は検量で勝利して船2位、総合で10位入賞と相性は良さ気です。
今年もラッキーなことに、釣り座抽選で巳之助丸の右ミヨシを引き当て、意気揚々と竹岡沖に出船したのでした。
反省していないので釣り方は昨年同様。
潮ケツでしたが、きっとなんとかなるだろう。
なんて甘く考えてましたが、結果、5枚でまたしても撃沈。
終始潮ケツだったとはいえ、幅広く探れるミヨシの席でここまで釣れないのは、昨年では無かったような状況です。
「このままじゃ、マズイ」
釣りを見直すべく、動き出しました。
釣りを見つめなおし、2019年カワハギ釣りの攻略法を摸索する
もっと確信を持ってカワハギ釣りをしたい。
昨年は練習まみれで釣り方を確立してDKOに挑んだのに対して、今年はまったく練習できておらず、手も合わない。
しかもこれから出張が立て続けに入っており、プラに行けるのはあと1回、という状況に追い込まれていました。
今の竹岡沖の状況は…
- カワハギが餌を追ってこない
- 大サイズと小サイズのカワハギ主体だが、数は少なそう
上記二つは相関する関係にあると思いました。
数が少ないから、餌を追わない。
数が少ないから、カワハギ同士の争いは少ない。
条件のいい場所にカワハギはいるはず。
自分で考えた竹岡沖の状況と、友人からのアドバイスを加えて、一から釣り方を見直しました。
ただ、今まで全く試していない釣り方になるため、最終プラでの確認作業が超重要となります。
最終プラは10月14日。
そう、巨大台風19号が通過した翌日でした。
竹岡沖の上潮は真水が激流のように流れ、かつて経験したことがないような強烈二枚潮。
当然、オモリは底に置けずコロコロ転がります。
「これじゃあ、釣りになんねぇ…」
重要な最終プラは何の意味もなく終わってしまい、いよいよDKO本番を迎えるのでした。
ダイワカワハギオープン1次久比里C予選に挑む
ぶっつけ本番で、釣り方を一新する
私が出場するのは久比里C予選(巳之助丸)。久比里予選は3日間開催されますので、その最終日となります。
最終日ということもあって、久比里A・B予選を戦った仲間から、色々な情報をもらえることができました。
現時点(10/19)ではまだ大会シーズン中ですから、詳しい釣り方はここには一切書きませんが、どうやら立てた仮説は間違っていないようです。
そして、A予選をぶっちぎりの1位で通過した某G社Tテスターからは、大会に臨むにあたり、今年も心に響きまくるアドバイスを多数いただきました。
この場を借りて御礼、いや、次会ったときに抱き締めます!田中さんありがとうございます!!
エサとなるアサリの調達に苦労しましたが、スーパーを10件以上まわって無事、小粒アサリを確保。
そして、オモリをハヤブサの目玉集魚シンカーから、ダイワの快適シンカーに全部変えて、準備完了。実戦経験がないという大きな不安を抱えて、DKO当日を迎えました。
やはり仮説は間違っていなかった!
迎えたダイワカワハギオープン久比里C予選当日。
北東風の下げ潮。つまり、右舷のトモ寄りが潮先になる状況でしたが、私の引いた釣り座は・・・左舷8番。
左舷胴の間。さすがにこれは厳しいか。
トボトボと船まで移動すると、小さい船だったこともあり、左舷トモから3番目だったことが分かって俄然やる気上昇。
同じ船には、同弦オオドモにダイワの林さん、隣には昨年ファイナルでも隣席となったTさん、他にも名手ひしめく最難関の船に当たってしまったようです。
「自分の釣りに集中・・・」
船はやや波っ気のある東京湾を横断する形で、決戦の舞台、竹岡沖に到着しました。
付け焼刃では突破できないDKO
気になる朝一の活性ですが、数は少ないながらも居るカワハギは高活性のようでした。
私も狙った釣り方でワッペン(ワッペンサイズの小さいカワハギのこと)を3連発。
滑り出しは上々です。
しかしながら、活性が高かったのはここまで。
渋いカワハギを拾い釣りするいつもの展開に戻ります。
こうなると、練習の足りない私には応用が利きません。
結局、この渋い展開が終了時間まで続き、9枚で終了となりました。
目標としていたツ抜けはできませんでしたが、今出来ることは精一杯やりました。
左舷ではオオドモの林さんに次いで2番手、けれども、右トモ側に10枚釣り上げた方が2名いらっしゃいましたので、私のDKOは残念ながらここで終わってしまいました。
「あの釣り座なら抜けなきゃダメ」
と心無いことを言われたりもしましたが、自分としてはやり切った気持ちでした。
当然、悔しい気持ちもありましたが、10回あったカワハギからのコンタクトで9枚取れた。
それ以上のアタリを出せなかったのは実力不足以外の何物でもないからです。
上手くなれるようにまた、練習すればいいさ。
来年のDKOに向けて気持ちを新たに
もっと練習して、カワハギ釣りの引き出しをあと一つ増やしたい
幸運にも、DKO当日にカワハギ釣りの引き出しを一つ追加することができました。
来シーズンに向けて、あと一つ引き出しを追加したい。
今はまだ暗中模索のような状態ですが、試行錯誤しながら頑張っていきたいです。
もちろん、大前提は「カワハギ釣りを楽しむ」ことだと思っています!
まだステファーノグランプリがある!
11/8(金)11/9(土)にシマノ ステファーノグランプリ剣崎予選が開催されます。
両日ともに申し込んでおりますので、ここに向けて気持ちを切り替えました!
竹岡とは釣り方を一新する必要がありますが、やるしかない!
出場される選手の皆様、よろしくお願いいたします。
本書を熟読し、繰り返し実践すれば、カワハギ・マルイカ釣りが「突然上手くなる」を実感する日は必ずあなたにも訪れる。