今回は、釣り初心者の方が初めてライトアジ（LTアジ）に臨むにあたり、最低限用意すべきことや押さえるべきポイントについて解説します。
紹介するポイントさえ押さえておけば、初めてのLTアジでも問題なく楽しめると思います！
【初めてのLTアジ①】仕掛けやオモリ、天秤等は船宿で買うか借りればOK
仕掛けやオモリ、天秤（ビシ）は船宿で買うか、またはレンタル品で最初は十分です。
初心者の方がLTアジの準備をする時に最も購入するアイテムが「仕掛け・オモリ・天秤（ビシ）」といった小物類です。
単価も比較的安いことも手を伸ばしやすい理由だと思いますが、最初はわざわざ買っていく必要はありません。
多くの場合、船宿には「船宿オススメ仕掛け」があり、天秤類はレンタル可能です。
よく分からないのに変わった仕掛けを買って失敗するよりは、船宿の標準セットで臨みましょう。
【初めてのLTアジ②】ライフジャケットは船宿の無料レンタル品を
法改正によって乗船時の着用が義務付けられているライフジャケットですが、こちらも船宿のレンタル品を借りましょう。
ライフジャケットは結構、値が張ります。
何度も釣りに行くベテランなら購入すべきですが、釣り初心者の内から準備する必要はないでしょう。
ここは遠慮無く、船宿の無料レンタルを利用しましょう。
【初めてのLTアジ③】竿とリールはレンタルしない
多くの船宿では、レンタルできる竿とリールも用意されていますが、逆にこれは使わないようにしましょう。
粗末に扱われているケースが多く、せっかくの釣りを楽しめなくなることが多いです。
（※もちろん、しっかりと手入れの行き届いた船宿もあります）
竿とリールといってもピンキリですが、最初は安価な入門用で構いません。
安価ですが使いやすく、品質は間違いない竿とリールを下記にご紹介します。是非、参考にしてみてください。
ライトアジにはマルイカ竿の相性が良い
安価な両軸リールで抜群のコスパ「シマノ(SHIMANO) 20 ゲンプウ XT」
【初めてのLTアジ④】ロッドキーパーと尻手ロープを準備する
上記2アイテムを初めてのライトアジで用意している方は少ないと思います。
ですが、初めてだからこそ、用意すべきと考えます。
ロッドキーパーとは、仕掛けを海中に落とした状態（釣りしている状態）で竿を固定する道具です。
これがないと、常に竿を手持ちする必要があるのですが、ライトタックルとは言え40号。意外と疲れます。
初心者の方こそ、ロッドキーパーは準備すべきだと思うのです。
そして、ロッドキーパーに竿を掛ける時、竿を海中に落下してしまうトラブルが頻発します。
これを防ぐためにも、竿と船を結ぶロープの役割を果たす尻手ロープも必須です。
何れも安価なもので構いませんので、下記をご参考にしてみてはいかがでしょうか。
他の釣りにも使えるロッドキーパーは買って損はない
こちらはライトホルダーとなっていますが、120号の沖イカにも使えますし、汎用性があってオススメです。
300円の投資で数万円を守る！
この商品はロープの絡みも少なく、尻手ロープの中では猛烈にオススメです
【初めてのLTアジ⑤】飛ばないクーラーボックスを準備
釣りといえばクーラーボックスですが、強風でも飛ばないしっかりしたクーラーが必要です。
発砲スチロールで覆われただけの軽いクーラーでは、風に飛ばされますよ･･･。
こちらも、有名メーカー品でなければ安価で購入可能です。
魚を美味しく保つためにも是非、購入しましょう。
こういった激安のクーラーボックスで十分です
行きは飲み物を入れて、帰りは魚で埋め尽くされていたら最高ですね
【初めてのLTアジ⑥】長靴はできる限り用意する
夏期であればサンダル等でも問題ありませんが、夏以外は長靴を用意した方がいいです。
海水循環のある船であれば、足下は常にびしょびしょになります。
少しかさばりますが、長靴は用意するようにしましょう。
船釣りは滑り易いので、滑らない長靴をチョイスしたい
こちらの商品は滑りにくい素材を採用していますので、船の上も楽に歩き回ることができますよ
【初めてのLTアジ⑦】初めて乗るなら「午後船」に決まり
ここまでの6つのポイントを押さえれば、後は船に乗るだけです。
LTアジ（ライトアジ）は1日船、ショート船、午前船、午後船と様々ありますが、初心者の方は午後船に乗ることをオススメします
1日船やショート船では実釣時間が少し長すぎます。
そうなると午前船か午後船、いわゆる半日船という選択になるのですが、午前船はとにかく混みます。
酷い船宿の場合、30人以上乗せてしまうこともあるので、比較的空いている午後船を私はオススメするのです。
午前船でアタリのあったポイントを最初から攻めることも出来るので、結構釣れることも多いですよ。
船宿への電話が緊張する方は「釣割」がオススメ
船宿の予約電話、緊張しますよね。
多くの船宿は、早朝から忙しく業務をこなしていますので、予約電話の受付締切時間も早いことが多いです。
予約電話が緊張する方以外にも、仕事などで受付時間に間に合わない方は、「釣割」の利用をオススメします。
船宿の予約がWebで完結する「釣割」！
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行きたい船宿への予約電話に戸惑っている方や忙しい方は、是非、ご利用ください。
【初めてのLTアジ⑧】出船の1時間以上前に到着して「レクチャー」を受けること
道具が揃って、午後船の予約も完了しましたね。
後は船宿に行くだけです。
出船時間に合わせて出発したくなりますが、なるべく早めに、出来るなら出船の1時間前には到着しましょう。
船宿には多くの場合、中乗りというお手伝いがいます。
この人達から、ライトアジの釣り方のレクチャーを受けてください。
宿によっては竿を使いながら教えてくれますし、何より、早めに来てくれる客を船宿は好みます。
お客という立場ではありますが、低姿勢で教えを請えば、きっと優しく教えてくれます。
万が一、冷たい態度であしらわれた時は、その船宿に二度と行かなければいいのです。
ライトアジに慣れてきて、竿頭を目指すようになった方に向けての記事です。
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