ミミズ類が苦手な方は閲覧を中止してください。
「くったくたの青イソメ」がやたらと釣れる。
これは、東京湾の船シロギス釣りをする人であれば多くの方がご存知だと思われます。
シロギスに何度も吸われて噛まれて、ボロボロになったイソメ。
辛うじて針に残っているような状態のイソメが何故か釣れるんです。
特に入れ食い時、圧倒的な針掛かり率を誇るこの「くったくた青イソメ」
釣りしながらくったくたになるのを待つのは実に非効率。
であれば、作ってやろうじゃ ありませんか!
「くったくたの青イソメ」の製造方法を検証する
まず、くったくたの青イソメがどんな物かおさらいしましょう。
下記の写真が「くったくたの青イソメ」です。
う~ん、最高です。
この状態を再現すべく、下記の方法を検証しました。
冷蔵庫で熟成させる
冷蔵庫で青イソメを保管してみました。
驚いたのが、青イソメの生命力。
平気で1週間くらいは生きてますね。
彼らも糞をするようで、トロロみたいな糞が浮いてきます。
快適に暮らせるよう、丁寧に取り除きましょう。
飼っているとつい愛着が湧いてきます。
結論から申し上げますと、腐ったイソメはエサ付け出来ないほど脆くなるのでNGです。
また、ご自宅での熟成は、家族から猛反対されるのでやめておきましょう!
シロギスを飼育して噛みつかせる
シロギスを自宅で飼育すれば、釣行前日に最高の状態のイソメを準備できるのではないでしょうか。
最適なこの方法ですが、残念ながら、シロギスを飼育することは難易度が高いと思われます。
釣り上げてバケツに入れた時点で弱っている個体も多く、持ち帰りするまでのハードルが相当に高いです。
また、上手く持ち帰れたとしても、シロギスに青イソメを適度のクッタクタ状態になるように噛みつかせることは不可能でしょう。
更に、シロギスに青イソメを与えることはあまり良くないようで、弱ってしまうこともあるそうです。
そしてさらに!
自分で青イソメを噛む
シロギスが難しいのであれば、代わりとなる生物に噛ませてみればよいのではないでしょうか。
適切なボロボロ加減さ実現するために、自分自身の歯で微調整する究極の方法を思い付きました。
ですがこれは、超人レベルにならないと不可能な荒業です。
健康被害も想定されるため、素人はやめておきましょう。
【結論】ヤスリで軽く磨けば、くったくたの青イソメがある程度完成する
用意するもの
ヤスリ(ホームセンターなどで購入)
まず、青イソメを適量手に取ります。
手に取った青イソメを紙ヤスリに挟んで、適度な圧を掛けてこすります。
完全に潰れてしまわないよう、徐々に圧を掛けていくようにしてください。
こちらが、ヤスリで削られた後の青イソメです。
あまり変わっていないように見えますが、結構クッタクタでいい感じです。
今回は1000番台の極細目のヤスリを使用しましたが、もっとクッタクタにしたい場合は目を粗くされるとよいと思います。
この青イソメがあれば、圧倒的手返しと抜群の針掛かりで竿頭間違いなし!
皆様も是非、お試しください!
• 高い集魚力を発揮するアミノX配合で、生イソメに匹敵する釣れっぷり。
• 残った分の保存に便利なチャック付きパッケージ。
•イソメの臭いを抑えるフレーバー入りで、使用後も臭いが気にならない。