船シロギスの釣り方は、エサを吸い込ませるようなイメージで釣っていくのが基本形です。
そうなると、必然的にシロギスが針を飲んでしまうことも多くなります。
初心者の方が針を飲んだシロギスにアタフタしている姿を目撃したことがある方も、多いのではないでしょうか。
針の外し方には色々とありますが、今回は「ハリスを守りながらシロギスを針から外す」ことを最優先に、船シロギス釣りの針の外し方について検証します。
こんな方におすすめ
- シロギスを針から外すときのハリス切れを何とかしたい
- シロギスを早く針から外して手返し良く釣りしたい
シロギスの針掛かりパターンはこの3種類
船シロギスの針掛かりパターンは、「唇か顎に掛かる」「針が飲まれる」の二通りで、その中で「針が飲まれる」ケースには2パターンあると考えます。
シロギスの上顎ガッチリの場合
シロギスが唇や上顎に針掛かりした場合。
これは外すの超簡単ですよね。魚に触れることができない等、特別な理由がない限り、簡単に針から外せると思いますので、特に解説はいたしません。
シロギスが針を飲んだ場合1
シロギスが針を飲み込んだ時。
そんな時、まずは、下記の画像のように両方のエラに指を突っ込んでから、かる~く引っ張ってみてください。
ここでポイントになるのが
ゆっくり軽く引っ張ること
です。
エラにガッチリと針掛かりしている場合はこれでも取れません。ですが、この状態でエラにガッチリ針掛かりしているか判別できないため、ゆっくりと軽くひっぱるのです。
針を飲んだシロギスのおおよそ7割は、この外し方で外れると思います。
ここで思いっきり引っ張ってしまうと、最悪、ハリス切れを起こしてしまいます。
それだけでなく、思いっきり引っ張ってしまうとハリスがパーマしたり、針が伸びることも多いため、ゆっくりと軽く引くことを意識してください。
シロギスが針を飲んだ場合2
シロギスが針を飲み込んで、エラに指を入れてゆっくり引っ張っても針が抜けなかった時…。
そんな時は!エラをハサミで切り刻みましょう!
針を飲んだシロギスはリリースできませんし、どちらにせよ食べるわけですから、ここは大胆に、下記の画像のように切り刻んでください。
そうすれば、ガッチリとエラに掛かった針が露わになることでしょう。
ここまで飲んでしまっている場合、多少、ハリスが痛んでいることもありますが、思いっきり引っ張ってしまってハリス切れするよりは全然マシです。
棒クルクルはハリスがパーマしやすい
この方法もメジャーですが、ハリスがパーマするのであまりオススメしません。
シロギスの針の外し方まとめ
シロギスの針の外し方は、今回ご紹介した3パターンで全て対応できると思います。
ハリスを守りながらシロギスを針から外す方法をまとめると…
ココがポイント
・針を飲んだ場合、エラに指を突っ込んで外すときには「ゆっくりと軽く」外すこと。
・それでも外れない場合は、エラをハサミで切り刻んで外すこと
※無理矢理引っ張ると、ハリス切れや針が伸びたり、手返しのスピードが大幅に低下する!
ちなみに私は、ハサミで切り刻むのではなく、指でちぎってます!
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