カワハギ釣り

2018年ダイワカワハギオープン(DKO)を振り返る【後編】

2019年10月4日



前回の「2018年ダイワカワハギオープン(DKO)を振り返る【前編】」の続き、後編です。

前編
2018年ダイワカワハギオープン(DKO)を振り返る【前編】

ダイワカワハギオープン(DKO)とは何か カワハギ釣り師の頂点を決める全国大会、ダイワカワハギオープン。略してDKO。 全国6会場で行われる1次予選、使用タックルのメーカー縛りがないことなど、誰もが認 ...

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強運に助けられた二次予選

二次予選に向けて・・・

「自分の釣り」を信じて、胴の間から二次予選進出を決めることができた私。
二次予選が開催される11月10日まで約1ヶ月。恥ずかしくない成績を残すためには、当然のことながら猛練習が必要です。
ですが、私、何と!エギングにハマってしまったのです!

やまちゃん
ふざけんなよお前!!!

アオリイカが乗った時の「ズン!」という感覚が病みつきになってしまい、暇さえあれば堤防へエギングに通う日々。
結局、二次予選までにカワハギ釣りにはわずか1回しか行けず、不安を抱えたまま11月10日当日を迎えたのでした。

カマーチョ
アオリイカ、当たり年でしたもんね~

スーパーシートを引き当てる

こんな状況ですから、出来ることは、自分のスタイルを貫き通すことだけです。
私は開き直ったような気持ちで集合場所の開国橋へ向かいました。
開国橋には、TVや雑誌、船宿の釣果欄でよく見かけるような凄腕の方々が集結しています。そんな中、全くの無名選手である私が引いた釣り座は…

A船 右1

それはつまり、巳之助丸の右舷ミヨシ。
誰もがうらやむ、圧倒的有利な4隅をゲットしてしまったのです。

カマーチョ
持ってますね~

やまちゃんも私から一つ飛びの右3番とまずまずの釣り座を引き当て、いざ舞台となる竹岡沖へ出船!!

猛者の集う二次予選!緊張のひと時です

周りを意識しすぎて自分を見失う

竹岡沖に到着した巳之助丸・山下丸の両船。いよいよ、激闘の二次予選がスタートします!
まずロケットスタートを切ったのがやまちゃんでした。怒涛の連荘で一気に5枚~6枚と、周りがポツポツとしか釣れない中、TOPを独走し始めます。

一方の私は、周りの釣果ばかり気になって、集中できずアタリを上手く出せません。
「いかん、このままじゃ…」
良い釣り座を引いたからか、気持ちばかり焦り、なかなか立て直せない。そんな序盤戦となってしまいました。

やまちゃん
この時は「もらったー!」って感じだったな~

状況を把握して、冷静に釣りを立て直す

焦る気持ちを抑えられないまま、仕掛けを上げる合図が鳴り、船を流しかえます。
ここで一旦深呼吸して、冷静に周りの状況を分析しました。

船はゆっくりと前方に進んでいる。お隣の方は渋さにやや戦意喪失気味。その隣のやまちゃんと右4の方はロングキャストして釣りをしている。
潮は澄んでおり、ベタ凪。魚の活性は低い。

状況を整理して、まず、オモリを普段 澄潮時に使っているものに変えました(そんな事すら出来ていない心理状況だったのです)。
そして、潮先のポジションを生かして船下をじっくりと攻める作戦に絞り込みました。

魚は少ない状況でしたが、釣りを整理できたこともあって、徐々にカワハギを拾えるようになりました。
こうなれば、もう周りは気になりません。身体はミヨシ側に傾け、たまに訪れるカワハギらしき気配に集中して釣りしていきました。

やまちゃん
背中向けてるから茶化しても全然効果なかったな~

船1位でDKOファイナル進出!

終了時刻までポツポツ拾って16枚。
やまちゃんから「多分、船1位だよ」と言われましたが、自分の釣りに集中していたので他の方の釣果が正直よく分かりません。
検量係のDAIWA田渕さんが順に船を回り、最後に右ミヨシにいる私のバケツのカワハギを数えます。

田渕さん 「決勝の日の予定は空いていますか?」
私 「…。もちろんです!」

DKOファイナル進出が決定した瞬間でした!

表彰式が行われる開国橋に戻るまでの船上では、初めて堤防でカワハギ釣りをした時の事や、初めて船でカワハギ釣りした時のことを思い出していました。
「乗合で最初に竿頭になった時は嬉しかったなぁ。そんな自分が、遂に、ダイワカワハギオープンのファイナリストか…」

カマーチョ
今までの努力が報われましたね

緊張の検量

ダイワカワハギオープンファイナルを戦う

大会疲れを発症してしまう

無欲の勝利でDKOファイナル進出を決めた私でしたが、初めての大会シーズンを戦うことで心身ともに疲弊してしまいました

「とにかくカワハギ釣りから離れたい」

船宿まで車で行って、船には乗らず桟橋でハゼ釣りをして家に帰ることもあるほど、疲れ果ててしまっていました。
きっと、ファイナルを戦うことが怖かったのだと思います。
周りからは「ファイナリスト」と茶化され、顔は笑っていましたが心は沈んでいました。
でも、時間は止まってくれません。ファイナルに向けて、重い腰を上げて動き始めました。

自分の釣りをひたすら研ぎ澄ます

正直にいうと、私はカワハギ釣りが上手ではありません
ファイナリストが何を言っているんだと思われるかもしれませんが、釣り座の運、それと自分のスタイルを持って、それをひたすら続けたことが良かったのだと考えています。
出来るだけのことをして散ろう。
ファイナルまでの間、自分のスタイルをひたすらに研ぎ澄ましていく作業に没頭しました。

ファイナルでも脅威のクジ運を発揮

迎えたファイナルの朝。
緊張から前夜に深酒してしまい、お腹を壊してしまった私は開国橋までの道中で4軒ものコンビニに立ち寄りました。

やまちゃん
あんたは確実にアル中だ

ファイナルともなると、開国橋に停まっている車の数もほんの僅かです。
ほぼ知り合いのいない私は、列の後方に並んで緩んだお腹を押さえながらクジを引きました。

左1

左舷ミヨシ。
なんと、また、四隅を引いてしまいました。上げ潮北西風予報のため、右舷ミヨシがスーパーシートというのが大方の予想でしたが、まずまずの場所を引いたと言えるでしょう。

カマーチョ
ファイナルで四隅。強烈なプレッシャーですね~

まさかの潮ケツに苦戦

緊張のファイナルでしたが、お隣が腰越の達人(超人)Tさんだったこともあり、世間話(といってもカワハギ釣りの話)をしながらファイナルの舞台、鴨居沖へ到着しました。
そう、ファイナルは竹岡沖ではなく、ここ数日模様の良かった鴨居沖となったのです。

慣れないポイントに戸惑いましたが、流石は好調な鴨居沖、一投目に早くもカワハギからのコンタクトがありました。
すぐに1枚目をキャッチして、2投目でもカワハギを掛けることができました!が、少し焦ってしまい、上げてくる途中でバレてしまいました。。
無意識のうちに焦ってしまう、これがファイナルの重圧か…。気を取り直しますが、ここから全くアタリがなくなってしまいます。

ミヨシのポジションを生かして必死に広範囲を探りますが、カワハギからのコンタクトは皆無。
しかも、船が…後ろに進んでいます。正直、これは予想外でした。

なんとか食らいつくも、5位タイで終了

ここからあまり記憶がありません。
「右の後ろが潮先になって釣れまくっているらしい」という情報を右舷の方々の会話から得ることができましたが、左舷は前も後ろもどんぐりの背比べ状態。
途中、大型カワハギの群れに遭遇した際に3連発するなど多少の見せ場は作りましたが、結局12枚で終了しました。
トップは右のトモ2番目に座っていた方がダントツの26枚。12枚の私は5位タイでした。

甘くはないと分かってはいましたが、やっぱり悔しい。超悔しい。
「もっと出来た、ああすれば、こうしておけば」
帰港するまでの時間、後悔ばかりが頭をよぎります。今更後悔しても時すでに何とやら。
こうして、私の2018年ダイワカワハギオープンは終了しました。

28cmがいたので、検量勝負に持ち込みたかった

振り返り~ファイナリストになるために必要だと思うこと

「チャンスを逃さない」は間違ってない

カワハギ釣りでよく言われる「チャンスを逃さない」とは異なる意味合いかもしれませんが、大会の釣り座は時の運に大きく左右されます。
実力者でも、釣り座の悪さが要因で突破できないことも多々あると感じます。
どんな釣り座でも突破できる実力者になれていない以上、四隅の釣り座を引き当てた時に最大限の実力を発揮する=「チャンスを逃さない」ことは非常に重要だと感じました。
これは当たり前のことのように感じますが、周りに合わせてしまいがち(よく言えば「乗せられる」)な私には、とても大事なことです。

軸になる自分の釣りスタイルを確立する

様々な釣り方が存在するカワハギ釣り。周りの釣り方を取り入れることも重要ですが、軸となるような自分の釣り方を確立できていたことで、ブレることなく釣りすることができました。
私はいつも、宙釣りと底釣りの二つの釣りを軸に、魚の活性などを感じ取りながら誘いのスピードなどを微調整しています。

今年もDKOが始まる

これを書いているのは2019年10月。
今年もいよいよ、ダイワカワハギオープンが始まります。今年は昨年にも増して状況は厳しく、私は全く手が合っていない中で本番を迎えることになってしまいそうです。。。
ですが、まずはカワハギ釣りを楽しんで、精一杯釣りしていきたいと思います。
出場する選手の皆様、今年もよろしくお願いいたします!!

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