(Wikipediaより)
人間の成長曲線は比較的綺麗な曲線を描きますが、釣りにおける成長曲線っていびつになりますよね、というお話です。
こんな方におすすめの記事です
- 船釣りで釣果が伸び悩んでいる方
- 数釣りのコツを掴みたい方
今もカワハギ釣り修行中の私ですが、2回程、「やべ、これだ!」っていうブレイクスルーを味わったことがあります。
その回数は、カワハギ釣り歴4年にして2回。
これを多いと捉えるか少ないと捉えるか。
たかがカワハギ釣りを結構必死にやってきましたので、個人的には「滅多なことでは起こらない」という感覚です。
船釣りにおける成長は、ある時、突然急上昇する
下記は、標準的な男子の成長曲線です。
当たり前ですが、年齢を重ねる毎に身長が伸びていきます。
そして多くの方は、身長の伸びが止まっても体重の伸びが止まりません。
経験=スキルでは必ずしもない
一方で、下図は私のカワハギ釣りにおける成長曲線です。
じわじわ伸びて、ある時、急激に伸びます。
そしてまた停滞して、ある時に伸びる。
船釣りを始めた当初は、釣行毎にスキルは向上します。
このグラフでいうところの、2015年12月~2016年3月がそれにあたりますね。
その頃は、仕掛けの扱いを含めたいわゆる「手返し」に慣れていないため、釣行毎に慣れてきてグングンと成長するのです。
が、一定の手返しを覚えた時を境に、自分では成長を実感できないような、「停滞」の時を迎えます。
この停滞期間、抜群のセンスを持つ人は別でしょうが、私のような一般人は気が遠くなるほどに長いです。
私は約2年間、停滞しました。
試行錯誤から産まれる「ブレイクスルー」
停滞期間からブレイクスルーを迎えるために必要なのは「試行錯誤すること」です。
釣行回数を重ねるだけでは難しいと思います。
私の場合、「竿頭を安定的に取る」という明確な目標があったので、自分なりに工夫しながら釣行を重ねていきました。
それでも約2年間、苦しい停滞期間を味わいました。
文字にするとたいしたことはありませんが、かなり苦しい時間です。
今にして思えば、もっと必死にやっていればその時間を短縮できたように思えますが、それは成功体験を味わった今だからこそ言えることでしょう。
ブレイクスルーを迎えるその時
苦労を重ねてブレイクスルーする時を迎えるのですが、本人の努力以外に必要なことが一つあります。
それは、「(口を使う)魚がいること」です。
なぜなら、魚を掛けた時に「やべ、これだ!」という感覚を覚えるからです。
加えて、これも個人的な意見になりますが、圧倒的に一人釣行の時に感覚を掴むことが多いです。
やはり、1人の方が悶々と頭を悩ませることができますから、これは当然なのかもしれません。
釣りには色々な楽しみ方がありますが、一つのきっかけで困難な状況を打破する = ブレイクスルーの瞬間は、震えます。
一度目の飛躍より、二度目の飛躍は更に難しい
2019年12月に二度目のブレイクスルーを迎えました。
きっかけは人からのアドバイスでした。それを自分なりに消化して、少しの確信を持って試した釣り方が当たりました。
その日からの釣果は「36枚」「24枚」「17枚」と安定しています。
じゃあ、二度目のブレイクスルーの何が難しかったのか。
それは、「1度目の快感覚えているため、その成功体験にしがみ付いてしまう」ことでした。
よく言えば、自分の形。
それを更に上回っていくためには、大きな挫折と新たな目標が必要です。
私の場合、2019年に開催されたカワハギ釣り大会での挫折。そして、来年へ向けて闘志を燃やしたことによって、二度目のブレイクスルーを迎えられたと思っています。
これを証明するかのように、LTアジやシロギス釣りでは、ブレイクスルーを一度迎えたっきり成長はストップしています。
人からのアドバイスは有効です。
でも結局は、それを自分の中で消化して回答を出す作業をするしかありません。
つまり、取り入れるアドバイスの取捨選択は超重要です。
カッコイイ釣り人を目指して
こんなに書きましたが「数が釣れる」=「偉い」ではありません。
いっぱい釣るけど、余裕があって思いやりもある。
そんなカッコイイ釣り人を目指したいものです。
それは職種、業種に関わらず、企画、戦略、アイデア等を練っている際に、
誰もがぶつかる“思考の壁"を突破する「ブレイクスルーの思考法」です。
壁を突破し、結果、課題を解決していく=ブレイクスルーの思考法。
本書では著者が広告の現場で培った知見と経験をベースに
ブレイクスルーの思考ロジックを“見える化"。
以下、関連記事です。
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なかなか面白い釣りですので、皆さんもよかったら挑戦してみてください!
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